職員インタビュー
短大に通っているときに、学校の先生から紹介して頂きました。園見学をさせていただき、子どもたちがのびのびと遊んでいる様子を見たり、行事なども子どもたちだけでなく先生も楽しんでされていたり、長く続けておられる先生が多いという印象を受けて私も働いてみたいと思いました。そして、一つの保育園だけじゃなく、長く続けることで様々な保育園を見る事ができるのはとてもいい事だと思いました。合同研修などがあることで、他の保育園の先生方とも繋がれることがとても素敵だなと思いました。
私にとって仕事のやりがいは、子どもの大切な時期に一番近くで関われるということです。しんどいことや上手くいかないこともありますが、 自分自身が成長しているなと毎日思えることもやりがいです。子どもたちが困ったときに「せんせい」と呼んで必要としてくれるということも嬉しいと感じます。子どもたちと一緒になってたくさんのことを経験できることが一番嬉しいです。できなかったことができるようになる。話せない子どもたちが簡単な言葉で伝えようとしている。家に帰ってからも思い出し笑いをしてしまうくらい楽しいです。
高校からしているダンスを趣味として今でも続けていることです。「踊りたいなー」と思ったらスタジオを借りたりして好きな曲で自由に踊ることを楽しんでいます。他には、友人と美味しいものを食べに行ったり、旅行に行くことが大好きです。いつも次はどこにいこうかと考えています。
分からないことが沢山ある私に親身になって寄り添ってくださる先生方が多いです。困っていたら、「どうしたの?」と聞いてくださり、色々なことに挑戦できる雰囲気があると思います。就職する前までは、保育園の先生って怖いのかなという印象を持っていたのですが、働いてみるととても温かい先生方でいっぱいでここで就職して働くことができて良かったなと思います。これからもっと周りの先生から学びたいと思える職場です。
学生時代は、京都の公立保育園への就職を目指していました。公務員を目指していた理由は、男性という点で、保育士の給与面での不安があり、少しでも高く、安定した所得を得たいと考えたからです。そんな中、大学の教授に勧められたのが、「京都社会福祉協会」です。給与も安定していることと、公立と異なり、必ず保育園で働き続けることができる点が魅力的でした。また、22カ園の経営する施設の中で、京都市内での異動があり、様々な園を知ることもメリットに感じたことが、この法人を選んだ大きな理由です。
日々、子どもたちの言葉や遊びの様子を見たり聴いたりしていると、面白いと感じることが多く、大人にはない独特の視点や感性にいつも驚かされます。そういった中で、子どもの姿を知ることも保育士の学びの一つだと思うので、毎日のようにやりがいを感じています。また、悩んで考えた遊びを子どもたちが楽しそうに取り組む姿は、とっても嬉しく思います。
男性保育士が増えているとはいえ、保育園は女性の多い職場です。でも、保育士の仕事をする上で、「男だから」と性別を理由に苦労することはないです。強いて言うなら、重い物の運搬をよくお願いされることですね(笑) ただ、保護者対応ではいつも心掛けていることがあります。お母さんの気持ちは、やはり同性の保育士の方が互いに共感しやすい部分が多いと思うので、個人としては、男性としての物差しで測らず、寄り添えるような対応を大事にしています。
学生の頃、周りにはピアノが得意、折り紙名人、製作好きが多く、いつも自分には何ができるか焦っていました。保育士になるまでに特技を探すことが課題になっていましたが、いざ就職すると、保育士になってからでも自分の長所は発見できると感じました。毎日、楽しく子どもたちと関わる中で、「こんな遊びをしたいな」、「これなら自分にもできそう」とやってみたいことが見つかりました。なので、特技と言えるモノがなくても、働きながら、個性を伸ばして、得意なことを探っていければ良いかなと思います。
私は保育者の役割として、物事を教える、面倒を見る役割だけでなく、子どもの興味や意欲を引き出し、子どもたちが生活や遊びを通して、多くのことを学ぶことができるということが望ましいという思いを持っていました。子どもの主体性を大事にされている協会の保育目標に惹かれたことを覚えています。また、京都社会福祉協会には22ヵ園の保育園があります。1つの場所だけでなく、色々な保育園の保育に触れたり、職員の方々に出会ったりする中で、経験も豊かになり、自分自身としての保育に深みが出るのではないかと感じたことも理由の1つです。
一番に仕事のやりがいを感じる瞬間としては、やはり子どもたちの成長を間近に感じられることです。そしてそれを保護者の方や職員と共有できることです。子どもたちの姿として、悩んだり、保護者の方が苦労されていたりすることも沢山あります。そうした日々の中で、子どもたちの見せてくれる成長を、保護者の方と一緒に見守れ、共有できることは本当に嬉しく、貴重な経験だなと感じています。その他にも、自分が進めていく保育の中で子どもたちが楽しそうにしている姿や満面の笑顔を見ていると、疲れも吹き飛ぶほど嬉しい気持ちになります。これからも子どもたちの笑顔が沢山見られる活動を、一緒に楽しんでいきたいと思います。
私は本当に素敵な先輩方、同僚に恵まれてきたなと感じています。私自身、まだまだ未熟な部分も多く迷惑をかけることもあり、落ち込んだり悩んだりすることもあります。ですがそれを見兼ねて、助言をくださったり、手を差し伸べてくださる先輩方が沢山います。先輩方に励ましてもらったり、学んだりしながら日々保育に努めています。また、会議などでは自分の意見を言いやすいというのも良いところだなと感じています。各々の立場にしか分からない思いや大変さもある職業なので、風通しの良い職場というのは大事な部分だと思うと同時に、これからも大切にしていきたいと感じています。
子どもたちが普段の生活から食を育む姿を身近に感じることができ、栄養士として食により興味を持ってもらう活動ができると思ったからです。各園で様々な食育活動が行われており、特に野菜の栽培やクッキング活動が盛んなことが働きたいと思ったきっかけです。また、子どもたちの成長に合わせた食具の提供や、季節や行事に合わせた献立など、日々保育と連携して給食が作られている様子に魅力を感じました。子どもたちとの距離が近く、毎日の給食を楽しみにしてくれている様子が励みになります。
毎日の給食を子どもたちが楽しみにしてくれている様子が、間近に感じられることが一番のやりがいです。季節に合わせた食材を使用し、子どもたちが食べやすいように工夫し、栄養面を考えた献立を作成します。実際に子どもたちが食べた時に「きょうのきゅうしょく、おいしかった!」と伝えてくれる瞬間が、とても嬉しく励みになります。また、苦手な食材が一口食べられるようになり、「にがてなやさい、たべれたよ」と教えてくれる時には一緒に喜びます。普段の何気ない子どもたちとの会話が、とてもやりがいを感じさせてくれます。
子どもたちに食の楽しさや大切さを伝えられる、身近な存在になりたいと思っています。ただ給食を作るだけでなく、子どもたちがいきいきと食事を楽しめるように、保育と連携して工夫しながら食育活動を行っていくことが大切だと感じています。たくさんの関わりを持ち、子どもたちに合った食育の提供をしていけるような調理員になりたいと考えています。
大学生の時に所属していたボランティアサークルで、京都社会福祉協会の経営する児童館にボランティア活動をしに行っていました。その活動の中で、その時働いていた職員の方の子ども達と関わる姿や、活き活きとした様子で行事や取り組みを企画、実践する姿を見て自分もこの仕事をしたいと思ったのがきっかけです。
児童館に子どもの遊べるおもちゃとしてルービックキューブがあり、最初のうちは1面をそろえるのもやっとであまり挑戦する子もいなかったのですが、私が6面揃えられるのを見て、子ども達も興味を持ち、意欲的に取り組むことで子ども達の中にも6面揃えられる子が出てきました。
このことからこの仕事は、自分のできることや得意なことを最大限活かせる仕事であり、そしてそれらをどのようにして子どもの育成に展開していくかを考え、その結果子ども達の成長につながった時にやりがいを感じることができます。
私の目指す児童厚生員像は大きく2つあり、まず1つめは子ども達と同じ目線でいることです。子ども達の話をしっかりと聞き、気持ちに寄り添い、意思を尊重してあげられるような厚生員でありたいです。
そして2つめは、子ども達、そしてその保護者に信頼され、人として尊敬されることです。誰に対しても感謝の気持ちを忘れず真摯な対応で、信頼関係を大切にしていきたいです。
まず何より子育て支援に関係する仕事がしたかったことにつきます。大学では子育て支援について専門的に学び、子育て支援事業のコアメンバーとして携わったことから、活動に大きなやりがいや魅力を感じ、この経験を活かしたい、仕事としてもっと本格的に挑戦したいと志すようになりました。そして、その活動中にお世話になった知人の紹介で協会を知り、理念や掲載されていた写真から「児童館の利用者一人ひとりの想いに寄り添った丁寧な関わり」を目指していると感じ、自分のやりたい活動ができるのではないかと思ったことが大きかったです。また、長期的に働くことを考えると、福利厚生がしっかりしている点も正直いって魅力でした。
子どもの成長を感じたり、心を許してくれたと感じたときです。集団行動が苦手で児童館に来ることが嫌な子どもがいました。毎日コツコツその子の性格や好きなあそびなどを探りさぐり関わりました。以前と比べて最近は館で落ち着いて過ごせるようになりました。その子ども自身の頑張りが一番大きいと思いますが、成長の一助になれているのかなと思うとやりがいを感じます。また人見知りが激しく、こちらが挨拶をしてもなかなか返してくれない子がいました。しかし毎日話しかけるうちある日返してくれ、それからはよく話すようになりました。今はもう卒館してしまったのですが、学校帰りや休み時間に会いに来てくれることがありとても嬉しいです。
児童館は学校でも家でもない特別な場所です。また子どもたちが学校から児童館へ帰ってきて、友だちと遊びながらほっこり一息つける時間でもあります。そんな場所、時間だからこそ見せる子どもたちの顔があります。児童館職員として「学校の先生」ほど先生じゃない「友だち以上学校の先生未満」のような存在でありたいと思っています。気軽に話しやすい雰囲気、困ったら頼れる存在、子どもの心に寄り添える存在として、子どもたちのありのままの姿を受けいれ、一人ひとりがキラキラ輝くところ、そんな場所になれるように日々心掛けています。
私たちの仕事は対人援助であり、利用者も子どもや保護者、地域の方などさまざまです。「絶対にこれ」といった正解がないからこそ、どう関わったらいいのか悩みはつきものです。でも自分で抱え込んだり、一人で対応することはよくありません。バタバタしていてなかなか難しいときもありますが、毎日のミーティングや月に一度の職員会議で情報や課題を共有し、職員全員が一つのチームとして取り組んでいます。今年度は休日を利用して全員で柚しぼりのボランティアを経験しました。柚しぼりは普段の仕事とはまた異なる協力の大切さを学ばせてくれました。